お金にまつわるエトセトラ

学校で教えてくれないお金の話で考えるきっかけになるブログ

お金がどこに消えてしまったのか?

 

f:id:STERN:20150928101206j:plain

 

 

 

なぜ僕たちのお金が
どこかに消えていってしまったかというと、
 
こともあろうに、
信頼していた金融機関が、
何者かに又貸ししたからです。
 
 
 
分かりやすく言えば、
こういうことです。
 
 
あなたは未来資金のために
しっかりものの友人の鈴木君に
 
お金を預けました。
 
 
鈴木君はお金を殖やしてくれると
言うからです。
 
 
しかし、
その友人の鈴木君は、
 
借金に苦しんで困っている佐藤君に
又貸ししてあげたのです。
 
 
佐藤君は、強引な性格で力が強いです。
 
鈴木君にお金を用意させては、
ほとんど利息なしで借りてしまうのです。
 
何度も何度もです。
 
そして、
鈴木君の有り金を全てを
持って行ってしまったのです。
 
一体!いつ返してくれるのだろう?
 
 
 
そういう話です。
 
 
これはどう考えても可笑しな話です。
 
恐喝や詐欺と同じ類のものです。
 
 
 
じゃあ、誰がこんなことを
できるのかと言えば、
 
そう、日本政府です。
 
 
国債」という債権を発行して、
 
それを半ば強引に
金融機関に買わせることで、
 
日本政府は、
現金を手に入れられるわけです。
 
 
そして、それが
「国家予算」の半分以上をまかなっています。
 
 
そうやって、毎年コツコツ
税収よりもたくさんの国債を発行して、
 
とうとう1,000兆円の国債
所有することになったのです。
 
つまり、1,000兆円の「赤字」を
背負っているのです。